Thinking

【メルカリ】ビットコイン取引サービスについて考える

こめる です!

2023年3月9日、メルカリがビットコインの取り引きサービスを始めました!

(2025年5月追記)
2025年5月現在、メルカリではビットコイン、イーサリアム、XRP(エックスアールピー)の3種類の暗号資産を購入することができます。
メルカリの暗号資産サービスの利用者数は300万人を突破しています。
また、2024年の新規暗号資産口座開設者数は業界1位となっています。

ビットコインをはじめとする暗号資産は小難しいイメージや近寄りがたいイメージがありますが、実際のところどうなのでしょうか。

今回は、メルカリのビットコイン取引サービスについて書いていきます。

ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

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メルカリのビットコインサービス

ビットコイン サービスイン

メルカリのビットコインサービスは、株式会社メルカリの子会社で、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行う株式会社メルコインより、2023年3月9日にサービスインされました。

メルコイン プレスリリースより↓

そもそもどうしてメルカリグループがビットコインを扱う必要があるのでしょうか・・?

まずは株式会社メルコインのミッションに注目してみましょう↓

【ミッション】
多様な価値がめぐる新しい経済をつくる/Circulate your value, anywhere and everywhere

メルコインでは、さまざまな可能性が発見・認められ、モノ・お金に限らない新たな価値が生まれ、そしてそれらが循環していくサービスを創造していきます。
テクノロジーによって、さまざまな価値観の境界線を打ち破り、誰もが暗号資産・デジタル資産などあらゆる価値を簡単に交換できる世界の実現を目指します。

メルコインがミッションを策定したのは、2021年10月1日です。
暗号資産の領域に進出することを前提に作られた会社ですね。

そして、メルカリグループのミッションは・・↓

【ミッション】
あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる
Circulate all forms of value to unleash the potential in all people

とういうことで「メルカリグループ」は、「循環」をキーワードとして事業を展開しています。

主要グループ別に見ると・・↓

メルカリ  → モノの循環
メルペイ  → お金の循環
メルコイン → 暗号資産の循環

「循環」をテーマに様々な「資産」を扱うのがメルカリグループのビジネスモデルなのですね!

ちなみに、メルカリの仮想通貨取引サービス利用者の約9割が仮想通貨取引を初めて経験するユーザーとなっています

また、冒頭紹介したように、メルカリの暗号資産サービスの利用者数は300万人を突破していますし、2024年の新規暗号資産口座開設者数は業界1位となっています。

暗号資産にネガティブなイメージを持っている方、メルカリでスモールスタートを切っても良いと思いますよ!

サービスの特徴

メルカリの売上金やポイントで購入できる

「メルカリ」の売上金や「ポイント」の利用は、「メルカリ」での買い物や「メルペイ」での支払いに限定されていましたが、「ビットコインの購入」に利用できるようになりました。

売上金やポイントでビットコインを購入することができ「メルカリの他のサービスと連携して使える」という点が大きいと思います。

また「1円・1ポイントから開始できる」というのも大きな特徴です。
「これまでビットコインに興味はあったがやったことがないヒト」や「リスクを抱えたくないヒト」でも気軽にスタートすることができます。

取引がメルカリアプリ内で完結

メルカリアプリの中で、申込みから売買まで完結します。

先日紹介したメルカードも同様です。

メルカードについてはこちら↓

本人確認済であれば申し込みは最短30秒で完了し、すぐにビットコインを購入することができます。

申し込み手順
①マイページを開き、「残高・ポイント」欄の下にある「ビットコイン等」を選択する
②案内ページの内容を確認し、「はじめる」ボタンをタッチする
③申し込みの手順に沿って、生体認証や本人確認の登録を行う
④各種重要項目を確認し同意の場合は「すべての重要事項に同意する」にチェックを入れ、「同意して次へ」をタッチする
⑤申し込み情報を入力する
⑥入力した申し込み情報に間違いがないか確認し、「確認して申し込む」をタッチする。

また、メルカリのマイページから保有ビットコインの評価額や価格変動の確認も可能です。

そして、ビットコインを売って得たお金はいつでもメルペイ残高に移せます。

メルカリを利用していて、若干使いにくさを感じていたのが、メルカリポイントです。
キャンペーンで獲得したメルカリポイントは期限付きのものが多く、ポイントの使用期限がせまってくると無理に買い物をすることもありました。

期限がせまってきたメルカリポイントでビットコインを購入し、価値が上がったタイミングで売却、メルペイ残高に移すことが可能になります

※2024年2月追記
ビットコインはメルペイ残高に移して使用する必要がありましたが、メルカリ内の取り引きについては、メルペイ残高に移すことなくビットコインで決済できることになりました!
ビットコインをメルペイ残高に移すときに発生するスプレッド(取引コスト)が生じることなく決済することができます!

購入鉄続き画面からビットコインを使えます!
高いセキュリティ

公式からは以下のように案内されています。

メルカリでは、お客さまに安心・安全にサービスをご利用いただくために、グループ横断でセキュリティ対策の継続的な強化に取り組んでいます。メルカリグループ横断で安心・安全な体験を構築する専門チームを構成し、これまで取り組んできたセキュリティ対策を暗号資産事業においても活用してまいります。また、メルカリグループの各種サービスで今後実装を推進する安心・安全なパスワードレスの生体認証(FIDO認証の仕様に基づく)を、今回メルコインで導入し、より堅牢なユーザー認証を実現しました。さらに、お客さまの資産はメルコインが分別管理し適切に保護いたします。

100%のセキュリティは難しいと思いますが、メルカリの専門チームを信じましょう。

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ビットコインを売買してみた

ビットコインを購入してみた

実際に登録して、ビットコインを買ってみました。
と言っても、まずはお試しで¥1,000買ってみます。

購入してみたところ・・

現在の運用額・・¥988・・

え・・?手数料ってとられるんでしたっけ・・?

ということで調べてみると、手数料はかからないが、スプレッドが含まれているとのことです。

メルカリ公式より↓

1,000分購入したのに¥988となってしまった原因はスプレッドのようです。

ビットコインを売却してみた

同じように今度は売却してみることにしました。

¥988を売却しようとすると、売却可能額が¥979となっています。

以上のことから「手数料とほぼ同じ仕組みがある」ということで間違いなさそうです。

そして、それはビットコイン購入時も売却時もかかってくるということですね!

スプレッドの仕組み

色々調べて分かった「スプレッド」の要点をまとめておきます。

・仮想通貨における「スプレッド」とは手数料の一つ
・スプレッドとは「売値と買値の差額」という意味
・ビットコインの売買を行うと発生する
・メルカリでのスプレッドは変動制、2023年4月時点で 購入時1%、売却時1%
・他社のスプレッドと比較すると良心的(他社は1.5%~3.0%)

¥1,000でビットコインを購入しましたが、購入時のスプレッドが約1%だったので、購入後の運用額が¥988になったのですね。
(¥1,000の1%、¥10がスプレッド)

売却時も同様に、スプレッドが約1%だったので、¥988分のビットコインの売却可能額が¥979となったわけです。
(¥988の1%、約¥10がスプレッド)

今後の売買にあたって

納税や確定申告の必要性

ビットコインの取り引きで得られた利益は、FXや株取引等で得た利益と同様に雑所得となります。

確定申告は、会社員の場合、暗号資産取引での所得を含めた雑所得が20万円を超える場合に実施する必要があります。
つまり、メルカリの暗号資産取引による所得の他に、FXや株の売却利益等がある場合はそれらと合算して20万円を超える雑所得がある場合は、確定申告する必要があります。

暗号資産を確定申告する場合は「累進課税」となります。
所得税は最大45%、住民税が10%
かかります。

なお、暗号資産を使用してメルカリで買い物をした場合も、支払い時に暗号資産を売却しているため、支払いにより売却利益が発生していると、利益部分が課税対象となります

ちなみに、雑所得が20万円以下で確定申告しない場合でも、各行政に対し住民税の申告をする必要がありますので注意してください。

私の運用方針

ここまでの情報から、私のメルカリでのビットコインへの向き合い方を以下のとおり整理しました。

1:スプレッドについて
→短期売買での利益は狙わない(売買の度に往復2%のスプレッドがかかる。長期で大きく値上がりすることに期待)

2:価格の乱高下について
余剰資金で損しても良いくらいの気持ちでやる(基本的には、メルカリのキャンペーン等でゲットしたメルカリポイントを使う)

3:確定申告について
→どんなに利益が出ても売却後の利益が、他の雑所得とあわせて20万円を超えないように調整する

つみたて機能

2024年8月 つみたて機能 の提供が開始されました。

メルカリアプリで、つみたての金額・頻度・日付を設定するだけで、自動的にビットコインをつみたてることができます。

設定した「つみたて日」に、設定した金額分のビットコインが自動的に購入されます。
なお、つみたて機能の利用にあたっては「アプリでの本人確認」と「銀行口座を登録しチャージ機能を利用」する必要があります。

つみたて金額

設定できるつみたて金額は以下のとおりです。
自由に設定することができます。

【設定金額】
¥1,000
¥5,000
¥10,000
¥任意の金額 ¥1~¥1,000,000
から選んで設定することができます。

以下実際の設定画面です。

¥1,000・¥5,000・¥10,000・金額入力から選択することができます
金額入力を選択すると¥1~¥1,000,000まで任意の金額を設定することができます

つみたて日と頻度

つみたて日は月4回・月2回・月1回の3パターンから選ぶことができます。

【頻度】
月4回 → 7日・14日・21日・28日
月2回 → 7日・21日 または 14日・28日
月1回 → 7日・14日・21日・28日のいずれかを選択

以下実際の設定画面です。

月4回を選択するとつみたて日が7日・14日・21日・28日に設定されます
月2回を選択するとつみたて日を7日・21日または14日・28日の2パターンから選択することができます
月1回を選択するとつみたて日を7日・14日・21日・28日から選択することができます

おわりに

今回はメルカリで新たに始まったビットコインの取り引きサービスを紹介しました。

つみたて機能を利用して長期で運用すれば、資産形成につながるかもしれませんね。
先行き不透明な時代ですから、色々な情報を吟味して自身にあった資産形成の方法を選択してくださいね。

メルカリのビットコインサービスも選択肢の一つになりうるかもしれませんよ!

なお、2024年5月 メルカリで暗号資産イーサリアムの取り引きも開始されましたよ!

それではまた・・!

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